レインウェア、レインコート、カッパを取り扱う上での基礎知識。

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レインウェアの基礎知識

BASIC KNOWLEDGE

防水性能

防水素材の構造は、生地(織物)の裏面に防水素材(防水剤)を、ラミネート(コーティング)し隙間無く覆うことで雨(水)の浸透を防ぎます。 さらに縫い目の裏にシームテープ(防水テープ)を貼り、水の浸入を防いでいます。(ウエルダー商品には一部を除き不要) この、 防水性のレベルを表す数値は、耐水圧といいます。
※防水素材は水の浸透を防ぐ上では完全ですが、通気性が無くなるので衣服内では発汗による蒸れが生じます。

撥水性能

撥水の構造は、生地の表面に撥水剤(シリコン樹脂・フッ素樹脂)で繊維の一本一本を包み込ませ疎水性にすることで 表面に付着した水滴を玉状にしはじかせる性能の事です。生地の織り目の隙間が残る為、通気性は残っています。 しかし、使用しているうちに効果が落ちてしまうので防水スプレーで復元することが長持ちさせるコツです。

透湿性能

体中を防水素材で覆えば、内側からの汗で体が濡れてしまう。そこで雨を防ぎ、体から出る汗や蒸気を外に逃がす素材性能の事を言います。 透湿性能の表現は、素材1平方メートルあたり24時間に何gの水分を透過したかを数値で表します。 発汗量の目安は、大人一人が安静にしている時に1時間あたりに放出する発汗量は50g、軽い運動で500g、 ランニングなどの激しい運動をはじめると1,000gにもなります。